外側には筋模様が残るよう釉薬を施し、内側は対照的にカラフルな釉薬をかけ、印象的な器をつくりました。白の凹凸が生み出す陰影や触った感触が存在感を放ちます。
内側の釉薬も決して派手な色味ではなく、落ち着きのあるマットなトーンでオシャレな印象です。アクセントに渕銀を巻いて仕上げました。
桐箱には水引のようにあしらった赤いゴム飾りを施し、贈り物にふさわしいきちんと感を演出しています。ご結婚のお祝いやご両親への贈り物などにおすすめです。
【目止めについて】
①器全体が浸かる量の米のとぎ汁、もしくは小麦粉を溶いた水に入れ、15~20分ほど弱火で煮沸します。
※難しい場合はたっぷりのお水に半日以上浸してください。
②そのまま冷まし、すすぎ洗いをして十分に乾燥させてください。こうすることで素地の隙間や表面の貫入をでんぷん質が塞ぎ水分や油の浸透を防ぎます。
③使う前は、キレイな水に浸して吸水させてから使うと匂いや色染みがしづらくなるのでオススメです。